オタクのソニックな日常

趣味でゲーム漫画書いてる人

若者の挑戦!有機栽培の果樹園体験

 

 

 これはなんでしょう?

 

 UFO? 鐘? 風船?

 

 

 正解は リンゴでしたー

 

 

 

 これは私のおじが先代の祖父母から受け継いで経営している、マルハラ果樹園のリンゴ園である

 

 

 ほかにもさくらんぼ、ぶどうの食べ放題などをやっている

 

 竹パウダーによる有機栽培を採用していて安心・安全

 どの果樹も大きく、蜜が詰まっていてとてもおいしいので、もしよかったらぜひここまで来てほしい↓

    http://sakurannboya.com/

 

(これは私ではありません、いとこです)

 

 私は普段関東圏にいるものだから、なかなか祖父母孝行ができない

 

 大体のことは上のいとこにまかせっきりである

 

 

 そうしてこうして、祖父母に何かできないかと、地元に帰ってきたときに聞いてみるのだ

 

 

 それが、果樹園の仕事のバイト

 

 今回はリンゴ園の若木の世話の手伝いだ

 

 

 祖父母もいい年齢になり、会社自体はおじに譲っているのだが、引き続き仕事は続けている

 

 御年90歳になる祖父と85歳の祖母

 

 農家で鍛えた筋肉のためか杖もつかず、介護も必要ない、いわゆる元気老人だが、

 おばあちゃん、おじいちゃん子の私としてはやはり心配だ

 

 

 それで、1年前から何かできることはないかと、

力仕事や腰を曲げるような仕事を若さにかまけてちょっとだけ手伝っているのだ

 

 

 

 デスクワークが多い世の中だ

 

 私もアマチュア漫画家兼ゲーマーであるから、体に悪い生活しか普段はしていない

 

 

 しかし農家というのは、気持ちがいいものだ

 

 こんな大自然で、こんなおいしい空気を吸いながら体を動かして仕事をする

 人間が野生だったころの本能が体の奥底から呼び覚まされる

 

 

 私も地元に住んでる頃は毎日のように野山を駆け回っていたものだ

 

 ここに手伝いに来るたびに懐かしい気持ちになる……

 

 栄養に富んだ土のにおい、ススキ野の草の香り、スギ花粉の地獄のような香り

 

 虫取り網さえあれば、今からでもカナヘビやカマキリを捕まえられる

 

 やはり私は、この山の子供なのだ

 

 

 

 ああ……きもちぃぃぃ!!!

 (古すぎて伝わらないネタ)

 

 

 ただスギ花粉にはぜひ絶滅してもらいたいへっくしょん

 

 

 ちなみにどんな仕事をしたのかというと、

 

 若木のうちは、野ウサギが幹をかじってしまったりするのだが、

それを保護するためのビニールシートを外す作業であった

 

 確かにこれは老体にはきつい

 

 幹にしゃがみ込む動作を永遠と続ける

 

 若者の自分でも結構大変だった

 

 

 我が家の果樹園は町で一番歴史が古く、広大であるためそれだけ作業も大変になる

 ざっと100ヘクタールくらいだろうか……

 

 私たちが今回作業したのは畑の隅くらいのものだ

 

 

 これを毎日コツコツと続けて100ヘクタールの果樹を世話していると思うと、気が遠くなりそうだ

 

 

 今でこそ関東圏に住んでいてすっかり都会になじんでしまったが、元は田舎から出てきた農家の娘

 

 私は一体将来何者になるんだろうか?

 

 本当に回りまわって農家になっているかもしれない

 

 内気な自分にとっては農家は案外合ってるような気がするのだ

 

 農家ならクソ上司という概念もないし(笑)